内容監修
福永 里沙
RISA FUKUNAGA
福永 里沙
RISA FUKUNAGA
歯科医師
臨床研修修了後、日本歯科大学総合診療科にて一般診療に従事。より臨床の場で多くの患者さんの診療をするために、都内の口腔外科、矯正歯科、審美歯科で研鑽を積み、ジェネラリストとしての技能を習得。あらゆる年齢層、症例に対応できる診療の幅広さを強みとする。一歯単位の治療ではなく、一口腔単位の治療から全身の健康へつなげるような歯科医療の提供を理念に掲げ、デンタルクリニックTENを開業
しっかりリスクを評価する、TENの親知らず治療
親知らずは、人によってはかなり複雑な生え方をしていることもある歯です。
精密な診断なしに抜歯を行うと、大量の出血や、神経に麻痺が残る可能性もあります。
当院では、通常の2次元撮影X線装置に加え、3次元撮影の可能なCTを導入しております。
これにより、口の中や顎の構造物(歯、骨、神経)を立体的に映すことができ、親知らずを抜歯する際に注意すべき神経の管、隣にある歯との位置関係などをしっかりと知ることができます。親知らずの抜歯は多くの歯科医院で行われている一般的な治療ですが、慎重にやらなければ重大な後遺症を伴うこともある外科手術ですので、一本一本丁寧に診させていただきます。
まずは、ご相談ください
親知らずは、その周囲が腫れたり、膿んだりしていないときに抜いてしまうことをおすすめします。
まずは、自分に何本の親知らずが存在するのか、どんな生え方をしているのか、抜く必要があるか…
3D撮影と丁寧な診察で、ご提案します。
親知らずとは?
人の大人の歯(永久歯)は通常、上の歯が14本、下の歯が14本(合計28本)、上下左右に分けてそれぞれで7本ずつ生えています。親知らずとは、中心から数えて7本目のさらに奥に生えてくる歯のことです。
親知らずが生えてくる本数は、通常上下左右1本ずつ合計4本ですが、実際に生えてくる本数は人によって様々です。4本しっかりと生えてくる場合もあれば、1本も生えない場合もあります。また、親知らずが歯茎の下に埋まってしまい口の中を見ただけでは生えてるのかよくわからない場合もあります。
加えて、生えている向きも人によって様々で、通常の歯のように真っすぐ生えている場合もあれば、横向きになって埋まっている場合もあります。
親知らずに関して気になる方、心配な方は当院にご相談ください。レントゲンに加えて、必要であれば3DCT撮影を行い、親知らずの状態を確認・ご説明します。そのうえで、患者さまのご意向も踏まえつつ、適切な治療を提案させていただきます。
親知らずの周りの痛み・炎症について
親知らずは時とともに徐々に生えてきて、周りの歯茎や隣にある歯を押しながら生えてくるため痛みを生じることがあります。自然な痛みではありますが、気になる方、ご心配な方は当院までご相談ください。
また、これとは別に親知らずの歯の先がわずかに見えている時、半分が歯ぐきに埋まったままの状態である時、歯肉が腫れてきて痛みを感じることがあります。このような時は、お口の中(とくに親知らずの周り)の健康が悪くなっています。
もともと親知らずは、口の中の一番奥にあるため磨きにくく、プラークや食べかすを歯ブラシをしても十分に取り除くことが難しい場所です。さらに、その歯が生えている途中の状態にあると、歯ブラシではどうしても清掃することができない汚れのたまりやすい部分ができてしまい、そこに食べかす・プラークがたまってしまいます。
このような場合、痛みを抑え、周りの歯茎・歯に悪い影響を与えないようにしっかりとした治療が必要です。なかなか生えてこない親知らずが痛い、親知らずの周りを歯ブラシで磨くと出血が起こるなど違和感・心配をお感じになりましたらご相談ください。
親知らずが気になる方へ
- 親知らずが生えているかどうかがわからない
- 親知らずが気になる・痛みを感じる
- 親知らずを抜きたい
- 親知らずはどのようにしたらよいか(抜いたらよいのか、そのままでもよいのか)
- 親知らずが虫歯になってしまった
など親知らずに関して相談したい・不安がある・気になることがある方は当院までご連絡ください。
- 患者さんのご意向・困っていることをお伺いします。
- レントゲン、患者様の口の中を直接拝見し、親知らずの状態を確認します。必要があれば、3DCT撮影を行います。
- 問題点・治療方針のご説明をいたします。
の基本的な流れをもとに患者様の治療方針を決め、治療をいたします。