矯正はいつから始めるのがベスト?
矯正治療は第一期治療と第二期治療にわかれています。
第一期治療は乳歯が生える時期から永久歯に生え変わる時期の間に行う治療です。床矯正(上下顎の横幅を広げ永久歯が生えるスペースを確保したり、上下顎の横幅をそろえたりする)や指しゃぶりなどの口腔習慣の改善などを行います。乳歯はおおよそ9~12歳の間に犬歯(前から3番目の歯)が生え変わり、この9~12歳の間が第一期治療の適用範囲の上限と言われています。
歯列矯正では、生えそろった永久歯の歯列を整えます。
実際のところ、歯列矯正に年齢制限はありません。歯や歯肉、顎の骨が良好な状態であれば矯正治療を受けることが可能です。
どれくらいの期間が必要?
大人の歯列矯正にかかる期間は、歯並びの状態や矯正装置の種類によって様々です。
目安としては、矯正装置を装着している期間は平均2~3年と言われています。この期間は年齢が高いほど、歯の動きづらさや治療の難易度により長くなる傾向にあります。
矯正装置をはずした後、「リテーナー」と言われる保定装置(後もどり防止装置)を装着する期間があり、その平均期間が1~3年と言われています
まずは矯正歯科医師に相談!
歯並びや年齢、矯正治療の種類によって適齢期や期間は変わってきます。まずは矯正歯科医に相談しましょう!