インプラント治療の流れは?手術までの過程をご紹介!

インプラント治療の流れは?手術までの過程をご紹介!

インプラント治療の流れは?手術までの過程をご紹介!

目次

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治療相談・検査

初めに患者様の歯に関するお悩みやインプラント治療に対するご希望を伺い治療の流れについての説明をします。その後、顎の形や噛み合わせを診査するため、レントゲンやCTで撮影し、顎の骨の量や質を検査します。

治療計画

治療は失っている歯の数、骨の硬さや大きさなどによって方針が変わるため、患者様の口腔内の状態や衛生管理などを十分に確認した上で計画していきます。

手術

術式には大きく2つあり、手術を1回だけ行う1回法と、手術を2回に分けて行う2回法があります

1回法では、インプラント体(人工歯根)を埋める部位の粘膜を切開して骨を露出させ、ドリルで穴を開けインプラント体を埋め込みます。ツーピースインプラントの場合にはインプラント体を埋め込み、同時にアバットメント(被せ物とねじの中間の構造)を連結します。

2回法では、1回法と同じようにしてインプラント体を埋め込んだ後、切開した粘膜を糸で縫い合わせて1回目の手術は終了です。インプラント体と骨が結合するまで上顎(上あご)では3~6カ月前後待ちます(治癒期間)。2回目の手術はカバーの上の粘膜を切開して、カバーを除去後アバットメントを連結します。

骨の量が十分にある場合には1回法でも問題はありませんが、骨の量が少なく骨移植が必要な場合には2回法が行われます。

ケースによってはサージカルガイドというマウスピースを用います。、サージカルガイドには人工歯根を埋め込む適切な位置・角度・深さが記録されており、人工歯根をより安全かつより正確に埋め込むことができます。