歯科矯正中、どれくらいの期間痛みが生じるのか解説!
歯科矯正をするに当たって、1番気になることと言えば「矯正治療中はどれくらい痛みがあるのか」「痛みはどのくらい続くのか」などの疑問があるかと思います。痛みは個人差がありますが、多くの方が痛みを感じています。では、まず痛みが起こるタイミングや対処法を解説していきます。
どのくらい痛い?いつ頃が一番痛い?
どのようなタイミングで矯正の痛みは起きるのでしょうか?
痛みははじめて装置をつけた日の3〜6時間後から感じることが多いです。痛みのピークはだいたい2〜5日くらいと言われています。その後は痛みが少なくなっていくことが多いです。
矯正治療では1ヶ月ほどの間隔で来院して頂き、ワイヤーやゴムの交換をしたり、ワイヤーを曲げて調整したりします。調整した後は、再び歯を動かすため痛みがある場合があります。こちらも同様に数日経つと痛みは落ち着いてくることが多いです。
歯が動く痛みのほかに、口内炎ができたことによる痛みがあります。装置の種類にもよりますが、ワイヤーが頬の内側の粘膜を傷つけてしまうことがあり、それによって口内炎ができやすくなります。裏側矯正では頬ではなく、ワイヤーが舌にあたるので、舌に口内炎が出来ることもあります。
痛みが出た時の対処法
矯正装置をつけて1週間くらいは痛みが続く傾向にありますが、そのなかでもピークは2〜5日が痛みのピークです。痛みがひどいときは固いものを食べることを避け、雑炊だったり、うどんなど柔らかいものを食べるのがおすすめです。
強く痛みを感じる場合は、痛み止めのお薬を飲むと良いです。
痛み止めの他にも、ワックスというものを使用する方法もあります。ワックスとは、ワイヤーやブラケットが粘膜や舌に当たって痛い時に保護する目的で使います。
また、口内炎ができてしまったときは軟膏を処方することもあります。 矯正治療において、痛みが生じることは避けられませんが、歯科医師と相談しつつ治療を進めてまいりましょう。