デメリット①外科手術が必要
インプラントはメリットが多くクローズアップされる反面、デメリットも複数あります。1つは高度な外科手術が必要な点です。顎骨にインプラントを埋め込むために切開を伴ったり、穴を開けたりと、通常の歯科診療とはまったく内容が異なります。外科手術なので麻酔を用いますが、身体には一定の負担がかかります。
インプラント治療は手術が必要なため、全身状態が悪かったり、顎の骨がすくなかったりすると、治療が受けられないケースもあります。また、高血圧や心臓疾患などの循環系疾患、喘息などの呼吸器系疾患、糖尿病や骨粗鬆症などの既往歴がある方も注意が必要です。まずは担当医師に相談しましょう。
デメリット②長期にわたる治療
入れ歯、ブリッジは型取り後すぐに使用することができますが、インプラント治療は治療期間が長く、6か月ほどかかることもあります。
また、治療後も定期的に歯科医院にメンテナンスに通い、インプラント歯周炎を予防する必要があります。
理想的な頻度で歯科医院に通えるかどうか、治療前に確認しておきましょう。
デメリット③治療費が高い
3つ目は、インプラント治療は保険外になってしまうため、治療費が高額になってしまうことです。
なお、健康保険は効きませんが、医療控除の対象になります。